高松塚古墳の続報

 昨日のナビスコカップ,また鹿島は負けました。もう勝てなくてもいいから,負けないで欲しいと思います。それも,無失点で。負けるよりはそっちの方がよっぽどいいです。

 さて,今日は高松塚古墳の続報といきたいと思います。
 同古墳の国宝の極彩色壁画を保存・修復するために行われている石室の解体作業で,文化庁は北端の天井石を取り出すことに成功し,石材を修理施設に無事運び込みました。しかし。取り出した石材には黒いカビが予想以上に繁殖。修理施設では,予定していた作業室への搬入を見送り,前室での除去作業を優先させたそうです。
 カビは取り出した天井石の隣に位置する天井石や,北壁石とのそれぞれの接合面に見られ,石材の表面が真っ黒く汚れてしまっていたそうです。いずれもこれまでは見えない場所に確認されたんだとか。石と石の間にはすき間があり,そこにたまった湿気がカビの原因になった可能性があるとのこと。取り敢えず,カビはブラシでこすり落とした後,エタノールで処理する方針だそうです。
 一方で,石材の石室内部側表面には,ほとんど失われていると思われていた漆喰(しっくい)がわずかに残っているのが確認されたそうです。
 因みに,天井石の重量は想定よりやや軽い1.1トンと判明。天井石を取り外した後,鉄製のフレームで梱包し,振動を吸収する特殊なトラックにクレーンで積込み,約500メートル離れた仮設修理施設まで約30分かけてゆっくりと運んだそうです。
 その解体作業の過程で,石材をつり上げる際に石に入っていた亀裂に沿って一辺10センチ程度の破片を取り外し,また,目地に残っていた漆喰の破片が石室内に落下しましたが,壁画や壁面への損傷はなかったそうです。北端の天井石が取り出された石室は現在,発泡ポリエチレンのシートをかぶせて保護。石室内の温湿度に変化はなかったとのこと。

 実際に自分で見たことではなく,記事を読んだだけなので伝聞型式になってしまい,読み辛い内容になってしましました。とはいえ,いいなぁ。こっちの分野にも進みたかったなぁ。ともかく,保存,修復がうまくいくことを祈っています。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 高松塚古墳 石室解体が始まる

    Excerpt: 奈良の高松塚古墳の壁画修復のための、石室解体作業がはじまりました。まずは、亀裂が確認され、また他の石とサイズが異なっていた北端の天井石の解体に成功し、最初の難関を越えたとのこと。 壁画修復へ向けた.. Weblog: 独 言 工 房 racked: 2007-04-06 09:45