「飛鳥美人」取り上げに成功

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 先日もブログに書いたガンダムのプラチナモデルがスイスでの展示を終え,国内の報道関係者に公開されたそうです。8月18,19日に幕張メッセで一般公開されるそうなので,見に行ってみたいものです。・・・,仕事さえなければですけどね。

 今日も高松塚古墳のネタです。現在進められている石室解体で,文化庁は,代表的壁画の女子群像を描いた西壁石の取り上げ作業を行い,断熱覆屋内の準備室に無事移動させました。石をクレーンでつり上げた際,ワイヤの一部が回転し,石が揺れるという想定外の事態が起きたそうですが,「飛鳥美人」と呼ばれる壁画や石材に影響はなかったそうです。何処かの博物館(埼玉県の朝霞市立博物館)で,国指定文化財の円筒埴輪の一部破損してしまったのとは大違いですね。
 取り上げ作業は,10日午後1時17分に始まり,西壁石の底部にジャッキをあてて約1センチ押し上げ,床石から分離。生じたすき間に金属製の板(厚さ3ミリ)と「ころ」になる丸棒(直径3ミリ)を差し込み,バールなどで石を押しながら約41センチ北西方向にスライドさせたそうです。
 その後,「コ」の字形の鉄製用具で石材を挟んで防護枠の上に移動。約1時間かけて周囲を厳重に梱包し,壁画面が上になるよう回転させながらクレーンでつり上げ,午後4時48分,約50センチつり上げたところで,枠をつっていた4本のワイヤのうち外側にかかるワイヤの一部が内側に回り込んだため,石材が枠ごと揺れたそうです。その際,文化庁職員が確認し,壁画に張ったレーヨン紙のはく落や漆喰の落下が無かったことを確認したとのこと
 未来に残す遺産を保存するために頑張れ!!

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