ジャワ中部地震の影響

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 今日は,松坂大輔投手は負け投手になってしまいました。そういうわけで,今日はMLBについて書くことは止めます。(苦笑)

 この記事の元ネタを読んだ後に, ウェブリブログの新デザインテンプレートの中に世界遺産が含まれていました。ナイスタイミング!!

 ジャワ中部地震で大きな被害を受けた世界遺産Prambanan Temple Compoundsのロロ・ジョングラン寺院ですが,地震から1年たった今も修復作業が始まっていないそうです。被害実態の把握に手間取っている上,修復方法をめぐる意見も分かれているためとのこと。背景には,解体を伴うような大規模工事は観光への打撃が大きいという地元の懸念も考えられるそうです。
 ロロ・ジョングラン寺院は,地震で多数の石材が落下し,各所に亀裂もできました。日本等が派遣した専門家らの調査で,内部構造にもダメージが及んでいることもわかりました。3月に現地で開かれたユネスコの会議では,再び地震が起きる可能性を考慮し,「強度を増すために,部分的にでも解体することが望ましい。」との意見が出たそうですが,Indonesia側から「解体して修復すれば,元の遺跡とはいえなくなる。」との反対意見が出たそうです。「解体でかえってダメージが全体に広がる危険性がある。」との指摘もあるのだとか。
 また,地元側が難色を示す背景には,「解体したら,地震後にせっかく戻ってきた観光客がまた途絶える。」という地元の観光業者等の心配もあります。Prambanan Temple Compoundsには月に10万人以上が訪れることもあったそうですが,地震後の昨年6~9月は,計4万人以下に落ちているとのこと。日本や欧米の夏休みと重なるこの期間は本来はかき入れ時なのに,この人数。現在,寺院内部への立ち入りは制限されているそうですが,外国人客の人数も増えてきており,今年にかける観光業界の期待は大きい故に,解体修復に踏み切れないという背景があるそうです。
 確かに,こういった場所においては,観光が最大の収入減となっていることは少なくありませんから,死活問題なんでしょうねぇ。とはいえ,世界遺産である以上,後の時代に残せるように,しっかりとした修復を行って貰いたいと私は思います。

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