西洋美術館を世界遺産候補に

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 今の職場に移ってから,東京出張が無くなってしまったのが哀しいですねぇ。前の職場やそれ以前の職場の時は,結構東京出張があったので,仕事の後に上野公園内の各美術館・博物館に行く時間があったんですけどねぇ。

 さて,何故にこのような導入で始まったのかと申しますと,政府が上野公園にある国立西洋美術館を世界文化遺産候補に決定したという記事を読んだからでした。
 この美術館は,フランスの世界的な建築家Le Corbusier(1887-1965年)の設計で, France政府は,世界遺産登録の前提となる暫定リストに,France国内にあるLe Corbusierの作品13件を「ル・コルビュジエの建築と都市計画(L’œuvre architecturale et urbaine de Le Corbusier)」として登載しています。この「ル・コルビュジエの建築と都市計画」の中に,Germany,Switzerland,そして,国立西洋美術館を加えて,世界7カ国にある同氏の作品23件をまとめてUNESCOに推薦することを検討しており,それに対して,日本政府がFrance政府に協力する形で,UNESCOへ本館を推薦することを決定しました。最終的な推薦書はフランス政府が提出する予定。
 これまで,「アントニ・ガウディの作品群(Works of Antoni Gaudí)」のように,一人の建築家の建造物を一括してUNESCOに申請・登録された事例はあるそうですが,今回のように世界7カ国に散在する計23件の建造物を共同推薦するのは初めてとのこと。
 因みに,世界遺産には,登録国と所在地が一致していないものがいくつかあるとのことですが,日本国内にある文化遺産を外国政府が推薦するのも史上初のことだそうです。
 更に,国立西洋美術館は現在,世界遺産登録に必要となる日本の重要文化財指定を受けていないため,「築五十年以上の建造物が対象」とされてきた重文指定の目安を超えて,特例による(?)指定が行われる可能性もあるかもしれません。

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