桜井茶臼山古墳で副室発見!?

画像
 これ関連のネタは御無沙汰ですねぇ。諸般の事情により2ヶ月程中断していたこともありますけど。(苦笑)

 初期大和王権の大王墓とされ,鏡81面分の破片が出土した奈良県桜井市の桜井茶臼山古墳(3世紀末~4世紀初め,前方後円墳,全長200m)の被葬者が納められた主室近くで,権威を示す副葬品を入れたり別の人物を葬ったりする「副室」とみられる遺構が2カ所あることが分かり,県立橿原考古学研究所が13日発表しました。
 内部が未調査のため,副室の性格は分かっていないとのことですが,大王墓級の古墳の発掘例はほとんどなく,古墳構造の研究を進める上で,基礎的な資料となるそうです。

 主室から北約4mと東約6mの場所で,板状の石(長さ1.5m,幅65~75cm,厚さ15~20cm)4枚をふたにした穴の跡が確認でき,石の隙間からのぞいたところ,土を掘って作った空洞を確認したそうです。
 当初は排水溝とも考えられたそうですが,2つが接合せず,奈良文化財研究所の地中レーダー,電気探査も参考にした結果,石でふたをした南北方向に延びる副室の一部と結論づけたとのこと。
 この2カ所とは別に西側にも板状の石が散乱しており,3カ所目の副室があった可能性もあるそうです。
 今回の調査は,1949~50年に一度発掘した主室とその周辺に限定した「再調査」で,最新技術で再発掘することが目的だったため,新たに見つかった副室は調査対象に認められないため埋め戻されたとのこと。埋蔵文化財は現状保存が原則のため,今後の調査について未定だそうです。

 因みに,同古墳南西約1.5キロにある4世紀前半と推定される同様の大型古墳メスリ山古墳(224m)では,1960年の調査で主室東側の副室で鉄製の槍先212本,銅製の鏃236本等大量の副葬品が見つかっており関連が注目されるとのこと。

 関西に住んでいて,色々な都合がつくのなら,こういった遺跡の現地説明会に参加したいんですよねぇ。
 そうそう,現地説明会といえば,(年がばれますけど)物心がついたばかりの頃だと思うんですけど,記憶としてぼんやりと家族で「虎塚古墳」の現地説明会に参加した覚えがあるんですよねぇ。虎塚古墳は今でも,2年に1回ぐらいのペースで見に行ってますけど。



ヤマトの王墓—桜井茶臼山古墳・メスリ山古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
新泉社
千賀 久

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ヤマトの王墓—桜井茶臼山古墳・メスリ山古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

ヤマト王権はいかにして始まったか
学生社

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ヤマト王権はいかにして始まったか の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

纒向遺跡と桜井茶臼山古墳 (奈良の古代文化)
青垣出版

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 纒向遺跡と桜井茶臼山古墳 (奈良の古代文化) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック